不動産売却を住みながらおこなう方法とは?メリットや注意すべき点も解説
家に住みながらでも売却できるのか、疑問に思っている方もおられるのではないでしょうか。
不動産売却は、必ずしも空室にしてから売却しなければならないとは限らず、住みながらでも売却を進めることは十分に可能です。
そこで、不動産売却を住みながらおこなう方法や、メリット・デメリット、注意点について解説します。
不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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不動産売却を住みながらおこなう方法とは?
家を売却するには、何もない状態の空室にしてから売却する方法と、家に住みながら売却する方法があります。
ここでは、住みながら売却する方法を解説します。
方法①売り先行で進める
家の住み替えにより現在の家を売却するのであれば、「売り先行」で売却を進めるのがおすすめです。
売り先行とは、現在住んでいる家を売却してから、新居を購入する方法のことです。
売り先行で進めれば、家の売却代金を新居購入費用に充てれるため、資金計画が立てやすくなります。
この方法は、もっとも手間が少なく資金効率も高いため、一般的に多く用いられている方法といえるでしょう。
方法②リースバックをおこなう
住宅ローンの支払いが困難な場合や、できれば自宅を売却せずに資金調達したいという場合もあるでしょう。
このように、まとまった資金を得ることを目的とした売却であれば、リースバックを利用するのも1つの方法です。
リースバックとは、自宅を売却後に買主と賃貸契約を締結し、賃料を支払いながら家に住み続ける方法を指します。
また、希望すれば、将来的に家を買い戻すことも可能です。
生活環境を変えたくないけど、まとまった資金が必要といった場合は、リースバックを検討してみるのも1つの方法といえるでしょう。
方法③リバースモーゲージを利用する
老後の生活資金を確保したいという場合は、リバースモーゲージの利用もおすすめです。
リバースモーゲージとは、自宅を担保にお金を借り、亡くなったあとに自宅の売却代金で返済する方法をいいます。
これは、不動産担保ローンの一種で、おもに65歳以上のシニア層を対象としたものです。
まとまった資金が手に入るだけでなく、住みながら通常どおり生活できるため、メリットとして大きいといえるでしょう。
また、存命中は、原則として利息のみの支払いのため、生活資金だけでなく家の修繕などさまざまな資金使途に活用できます。
ただし、担保の価値に応じて、貸付限度額が設けられているのが一般的です。
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不動産売却を住みながらおこなうメリット・デメリット
住みながらでも不動産売却は可能なことはわかったものの、メリットやデメリットについても把握しておくことが大切です。
ここでは、不動産売却を住みながらおこなうメリットとデメリットを見ていきましょう。
住みながら売却するメリット
住みながら不動産売却するメリットは、以下の3つが挙げられます。
●住み替え費用が節約できる
●内覧時に家の魅力を伝えられる
●劣化がしにくくなる
住みながらの不動産売却は、空き家にしてから売却するよりも住み替え費用が節約できる点がメリットといえます。
空き家にしてから売却すると、先に新居を購入して引っ越すか、仮住まいを借りるなどの対策が必要です。
また、売り先行とは逆の買い先行(新居を購入してから現在の家を売却する方法)で進めてしまうと、新居と現在の家のダブルローンのリスクがあります。
一方で、住みながら売却を進めれば、売却代金を受け取ってから次の新居を購入するため、住宅ローンを完済してから新居のローンを組むことが可能です。
このように、住み替え費用を抑えつつ売却できることは、住みながら売却する大きなメリットといえるでしょう。
さらに、住みながら家を売却する場合、内覧時に生活イメージを伝えやすく、家の魅力や様子も知ってもらうことができます。
そのほかにも、住みながらの売却は空き家となる期間が短いため、劣化の加速を抑えらえるメリットも得られます。
空き家の場合は、室内に湿気がこもりやすくなり、カビや木材が腐食することも少なくありません。
一方で、住みながらであれば、定期的に換気や修繕もおこなわれるため、良い状態で売却することができます。
住みながら売却するデメリット
一方で、住みながら不動産売却することには、デメリットもあります。
それは、生活感が出すぎることにより、イメージダウンになる可能性があることです。
たとえば、室内が掃除されていなかったり、汚れや傷みが目立ったりした場合、印象を下げてしまいます。
内覧時の印象は、購入の意思決定に大きく影響するため、住みながら売却する場合は注意が必要です。
また、休日はスケジュールを空けておかなければならない点もデメリットの1つです。
売主は、基本的に内覧に立ち会う必要があります。
場合によっては、週末になって急遽内覧希望が入ることもあるでしょう。
このように住みながらの場合は、内覧予定がいつ入るかわからないため、ストレスに感じることも少なくありません。
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不動産売却を住みながらおこなう場合の注意点
最後に、住みながら不動産売却をおこなうときの注意点を解説します。
住みながらの場合は、空室にして売却活動を進めるときとは異なる注意点があるため、事前に把握しておきましょう。
おもな注意点は以下の2つです。
●いつでも内覧できるように掃除は徹底しておく
●新居探しも同時に進めておく
それぞれの注意点について見ていきましょう。
注意点①いつでも内覧できるように掃除は徹底しておく
前述したように、内覧はいつ予定が入るかわかりません。
そのため、いつ内覧があっても対応できるように最低限の掃除や整理整頓はおこなっておきましょう。
また、とくにお風呂や洗面台、トイレ、キッチンなど水回りは、清潔感を求める箇所です。
そのため、汚れが落ちにくいような場合は、ハウスクリーニングを利用するなどして対処すると良いでしょう。
さらに、臭い対策も重要なポイントになります。
ペットを飼っている場合や、タバコを吸っている場合は、とくに臭いが室内に染み付いています。
売主が普段気にならないような臭いでも、初めて家に来る方にとっては嫌悪感を感じる可能性も否定できません。
そのため、カーテンやクッションなどは洗濯をしたり、消臭剤や芳香剤を置いて不快感を与えないよう工夫をしましょう。
注意点②新居探しも同時に進めておく
家の買主が決まると、買主に引き渡す必要があるため、早急に引っ越しをしなければなりません。
そのため、できるだけ家の売却活動と同時に新居探しも始めておいたほうが良いでしょう。
引っ越し先が決まらないまま引き渡し日を迎えると、ホテルなどの仮住まいを用意しなければならなくなります。
仮住まいとなれば、無駄な費用がかかってしまい、それが長引くほど費用の負担も大きくなります。
また、仮住まいに荷物が入らない場合は、レンタル収納スペースやトランクルームなども借りなければならなくなるでしょう。
そのため、新居を早めに探し、できるだけスムーズに退去・引越しできるように心がけましょう。
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まとめ
不動産売却は、「売り先行」「リースバック」「リバースモーゲージ」といった方法で住みながらでも売却を進めることが可能です。
また、住みながら売却を進めれば、住み替え費用を削減できるほか、内覧時に魅力を伝えることもできます。
ただし、住みながらの売却は、生活感を出しすぎるとイメージダウンにつながる可能性が高いため、最低限の掃除や整理整頓はおこなっておきましょう。
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