不動産購入がおすすめな時期は?統計情報やライフイベントをもとに解説
不動産を購入することは、人生にとって一度あるかないかの大きな買い物のため、誰もが後悔なく購入したいと考えるものです。
そのため、購入する時期に慎重になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、統計情報やライフイベントから不動産を購入するおすすめの時期と、購入する前に考えるべきポイントを解説します。
不動産の購入時期について迷っている方は、ぜひ参考になさってください。
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統計情報から見た不動産購入がおすすめな時期とは?
不動産の購入は考えているものの、現在の収入で購入できるのか、何歳ぐらいで購入したほうが良いのか迷っている方もおられるでしょう。
ここでは、統計情報からみた不動産購入のおすすめの時期を解説します。
年代の統計情報から見る不動産購入時期
国土交通省が発表している「住宅市場動向調査報告書」によれば、分譲一戸建て住宅を購入した方の平均年齢は38.2歳となっています。
また、新築の注文住宅や中古住宅の場合でも、30代で購入する方ももっとも多いという結果になっています。
では、なぜ30代で購入する方が多いのでしょうか。
それは、住宅ローンの返済年数が関係しています。
一般的に不動産を購入する際は、多くの方が住宅ローンを利用します。
ローンの返済期間は、30~35年と設定するケースが多く、30代でローンを組めば定年までに完済できる可能性があるからです。
また、退職時にローン残債が多少あったとしても、退職金で返済できると考える方が多いためです。
そのため、30代で不動産を購入する方が多くなっています。
年収の統計情報から見る不動産購入時期
令和2年の最新統計データによれば、不動産を購入した世帯の平均年収は、およそ700万円前後であることがわかっています。
もっとも低いのが分譲戸建て住宅が688万円で、注文住宅の全国平均世帯年収は744万円となっています。
ただし、これはあくまでも世帯年収であり、夫婦どちらかの1人の年収でなはないことです。
不動産を購入する際は、住宅ローンを組む方がほとんどですが、無理なくローンを返済するためには、700万円前後の世帯年収で家の購入を考える方が多いといえます。
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ライフイベントから見た不動産購入のおすすめな時期とは?
結婚や出産などライフイベントのタイミングで不動産の購入を考える方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ライフイベントから見た不動産購入のおすすめの時期を解説します。
結婚前の単身のタイミングで購入する場合
独身の場合も、若いうちにマンションを購入してしまいたいと思う方も少なくありません。
実際に、若いうちにローンを組めば、定年退職までに完済できる可能性が高くなります。
現役のうちにローンを払い終えれば、老後の家賃を心配する必要がなくなるでしょう。
将来受け取れる年金を考えれば、家賃の負担を減らせることは大きなメリットといえます。
ただし、若いうちは年収も低いため、住宅ローンの借入額が少なくなってしまう点、また結婚や出産によって住まいが手狭になる可能性が高い点に注意しなければなりません。
結婚をきっかけに不動産を購入する場合
一生のうちで、まず訪れる最大のライフイベントといえるのが、結婚ではないでしょうか。
結婚により、将来自分の家族像が現実に近づくタイミングでもあるため、住宅を購入する方も多いでしょう。
共働きであれば2人の収入を合算できるため、借入可能額が増え選択の幅が広がる点がメリットです。
一方で、将来子どもが増えたり、転勤があったりするなど不安要素も多く、生活環境の変化などに対応が難しい点に注意しましょう。
妊娠をきっかけに不動産を購入する場合
家族が増えることから不動産の購入を決断する方も多いでしょう。
子どもが生まれると、購入の準備や手続きが思うように進まなくなるため、生まれる前のフットワークが軽いうちに進めるのがおすすめです。
この時期に購入すれば、子育て視点で住まいを選べる点がメリットといえます。
一方で、住宅ローンを組む場合は、将来かかる教育費なども視野にいれておかなければならないでしょう。
また、子どもが成長した際の部屋の確保なども考えておく必要もあるでしょう。
子どもの独立がきっかけで不動産を購入する場合
子どもが大学に進学したり就職したり、結婚したりしたことがきっかけで、家を建てるという選択肢もあります。
夫婦だけで暮らす家を建てれば良いので、費用を最小限に抑えた家づくりができるでしょう。
一方で、長期住宅ローンが組めず、月々のローン負担が大きくなる点に注意が必要です。
また両親との同居や介護など、ライフスタイルの変化が生じる時期でもあるため、不動産購入は慎重に考えるべきでしょう。
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不動産購入の時期を決断する前に考えるべきポイント
実際に不動産を購入する際は、物件の種類やローンの返済などさまざまなことを把握しておく必要があります。
ここでは、不動産の購入を決める前に考えておきたいポイントを解説します。
ポイント①:物件の種類
不動産を購入するときは、物件の種類を慎重に選ぶ必要があります。
なぜなら、購入する家の種類によって生活面でのメリット・デメリット、費用が変わってくるためです。
たとえば、マンションの場合は、資産価値が高くローンがとおりやすい、オートロックなどセキュリティが強固などのメリットがあります。
一方で、住民の生活音でのトラブルが発生しやすい点がデメリットです。
一戸建ての場合は、将来的にリフォームや増改築する際に制約を受けにくく、かつ騒音を気にすることなく生活できるメリットがあります。
一方で、一戸建ては近所付き合いや利便性が低いなどのデメリットがあります。
また、新築や中古にするかによって、かかる費用にも違いが出てくるでしょう。
そのため、ライフスタイルや自己資金に適した物件の種類を選ぶことが大切です。
ポイント②:ローンの返済期間や返済額
ローンを組んで不動産を購入する際は、ローンの返済計画についても考えておきましょう。
どのくらいの返済期間で、毎月いくらくらいまでなら返済可能かなど決めましょう。
住宅ローンの返済期間は、長い場合で35年や40年必要になる場合もあり、定年退職前に返済が完了するかどうかも考えなければなりません。
また、共働きの場合は、子育てなどにより妻の収入がなくなった場合など、想定外の事態にも対応できることが大切です。
仮に、ローンを返済できなくなってしまうと、強制的に家が競売にかけられてしまう可能性があります。
競売にかけられれば、自己破産も余儀なくされてしまうため、不動産を購入する前にしっかりと資金計画は立てておきましょう。
なお、家を購入する際は、建物や土地自体の費用だけでなく、仲介手数料や管理費、各種税金などもかかります。
そのため、事前にどのくらいの費用が必要になるのか、確認しておくと良いでしょう。
このように不動産を購入する際は、物件の種類や資金計画を立てておくことが大切ですが、それぞれ適したタイミングが違うため、年代や年収などからも考慮し最適な時期に購入することをおすすめします。
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まとめ
不動産を購入する時期は、統計上は30代がもっとも多く、年収でいうと700万円前後が多くなっています。
しかし、購入する時期は人によって異なるため、それぞれの状況に適した時期に購入するのがおすすめです。
なお、不動産を購入する際は、事前に物件の種類やローン返済計画などもしっかりと考えてから判断するようにしましょう。
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